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ホテルWBF北船場EASTから徒歩圏内に、ひときわ目立つレトロな建物があります。これは綿業会館で、昭和初期に建てられた歴史ある建物です。明治時代から大阪では「糸へん」と呼ばれる繊維産業が隆盛を極め、この綿業会館も繊維業界によって社交クラブのために建てられました。当時としては最新鋭の豪華な建築で、そのルネサンス風のデザインは今も重厚なイメージを醸し出しています。国の重要文化財にも指定されており、外観だけでなく贅をつくした豪華な内観も大切に保護されています。 普段は会員制の施設として会員しか出入りをすることはできませんが、観光で訪れた方は館内見学をすることも可能です。午前中の第1部見学には昼食もついているため、この豪華な綿業会館の内装を見ながらのランチを楽しむことができます。明治時代から戦前にかけての大阪をしのぶことができる歴史遺産で、贅沢なランチを楽しんでみませんか?
大阪のメインストリートとして知られる御堂筋。その御堂筋という名称の由来になっているのが、ここ北御堂と南御堂という2つの大きな寺院です。現在は梅田から難波まで南北を貫く大通りとなっている御堂筋ですが、初めて御堂筋という道が誕生した当時は北御堂と南御堂をつなぐための道だったそうです。ホテルWBF北船場EASTからほど近い北御堂は、正式名称を「本願寺津村別院」といいます。 創建されたのは16世紀末期で、もともとは京都にあった寺院を大阪の信徒が集会所としたことにより、その後この地に移転したのが北御堂の始まりです。その後、江戸時代の大火や大阪大空襲で焼失したことがありましたが、そのたびに再建されて現在にいたります。何度も焼失した寺院が現在も同じ地にしっかりと建っていることからも、大阪の人たちから北御堂が愛されていることを窺い知ることができます。